特別支援学校で勤務されている方の悩みの一つとして、教材をどうするかというのがあると思います。私もそうでした。
触感を大切にした手作り教材の作成、アプリで良いのを探して試す、先輩に聞くなどをして、自分の授業する児童生徒にどう合わせていくかを常に考えていました。
そこで、ある1人の先生との出会いが私の人生を大きく変えたと言っても過言ではありません。
プログラミングに長けた先生で、最初はあの人すごいなーとしか思っていませんでした。
その先生に教えてもらった『scratch』がとても優秀なんです。プログラミングの知識のない私でも簡単にプログラミングして教材を作ることができました。
自分の思い通りの教材作り
デメリットは、できることが多すぎるので、時間が溶けます。
子どもの特性に合わせて設定でき、個々に対応することができる。
子どもの好きなキャラクターに画像を変更したり、子どもが書いた絵にしたり、子どもの顔にしたりなど子どもの興味関心のあるものに変えることができます。そして色々試すことができるので、とことん究明することができます。
既存のアプリだと子どもに合わないな〜で終わりですが、scratchならこんな感じにすればハマるかもしれないと次々とアイデアが生まれます。
それが子どもにハマった時の嬉しさは半端ないですよ。
画像だけでなく、音楽や動き、画質効果、カメラモーション、合成音声で声を出させるなどたくさん変更することができるので、終わりはないです。
ICT機器との連携の相性が良い。
scratchの拡張機能にはこういったものがあります。
LEGOブロックが一番子どもには人気です。ただ専用のLEGOを買っていただかないと…。
この中で私のおすすめはマイクロビットです。傾けたり、動かすと信号を送ります。
子どもが手を動かすと何かが起こるというようにすると自発的に手を動かすきっかけになります。(肢体不自由の学校や小さい子どもに良いかもしれませんね。)
scratchの拡張機能以外のICT機器連携
私がおすすめしたいのは、2つです。COSMOと視線入力装置です。
COSMOはパソコンのボタンの代わりになるので、押すと何かが起こるというのをプログラミングすると色々なことができます。
もう一つの視線入力装置は、視線でカーソルを動かすことができるので、プログラミング次第でゲームやVOCAなど様々なことができます。
例えば太陽の絵を5秒見ると「こんにちは」と言う。みたいなことが簡単にできます。
まとめ
scratchを使用することで、簡単に無料でICT教材を作成することができます。
COSMOや視線入力装置、LEGO、マイクロビットなどたくさんのICT機器との連携が取れるのも良いところです。
今後私の教材を紹介していきたいと思っています。
scratchの可能性は無限大です。あなたのアイデア次第でとんでもない教材ができるかもしれません。
アイデアが形にできるというのもscratchの良いところです。
ぜひ皆さんもscratchを使用して教材を作ってみてください。
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